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曲げれば、厚くなる

折り紙は形作ると折り目や、紙の重なりによる境界線ができるのは当たり前だろう。
そして何より、曲げればその部分周辺が厚くなる。
当たり前のことだが、これは折り紙の創作に対し、「どう曲げればいいか」という点で割と重要であるように思える。
例えば、服を作るとしよう。胴から袖が伸びて襟口があるはずだ。胴と袖の間には「曲がること」が存在しているし、袖口と胴についても同様である。
実際の縫製、ないしペーパークラフトではそういった部分は布(紙)が二枚重なり、そこを縫う(糊で貼る)ことであの形ができている。つまり厚くなっているわけだ。
折り紙でも同じように、枝が分岐する=曲がることによって紙は厚くなる。
問題は一枚の二倍で済めばいいが、そうはいかないというところである。4枚の紙を曲げて厚さが倍にするとか起きてしまうわけである。
あまりに厚くなってしまうと、作品のプロポーションや可動に影響が出てきてしまう。
複合折り紙的な解決策は、厚くなってほしくない所を切断面にし、そこを中心にパーツを分けることである。
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人物素体Mk4


不切正方形11枚複合。
構成パーツは、胴体、脚、腕、胸、顔(眉毛)、後頭、目(正確には目の周りの輪郭)、下あご(口)、髪。
この写真にはのっけていないが、新たに目とアイラインをくっつけることができる。
服を着せることを前提としているので胸は取り外し可能。背筋はなし。
パーツの比率を変えれば如何ようなプロポーションも折れるはず。
今まで、複合と一枚折の間で人物造形をどうするか、さんざん迷ってきていた。妥協できるところはあったのかもしれないが、「フィギュアと見間違えるくらいに」という目標の下では、満足できるものは作れていなかった。
今回の作品は、主に胴体の造形が一新されたこと(エヴァ折紙のおかげ)、新たに「巻く」というタイプの折りだし方を見つけたこと、顔の造形をより精巧にするには、紙の複合が必要だと考えなおしたことなどによって今までとは比べ物にならない精巧さを獲得できたと思っている。

零式艦上戦闘機

零戦
不切正方形一枚折、仕込み鶴の折りの基礎から。
鶴の折りの基礎からだと水平尾翼と主翼の丸が作れなくなるが、同じ形にはなる。
コクピットが鶴の背で、主翼、水平尾翼、プロペラの計四方向が対応する枝でできている。
もっとエンジンに厚みを求めたり、タイヤを付けるのも良いが、この形で満足してしまった。(撮影アングルがこうなのもそのせい)
実は飛行機の創作は苦手である。独特の立体感がうまく表現できないためか・・・
複合の話に持っていけば、追加でフロート、機銃、燃料タンクなどがつけられそうだ。

うきわ

うきわ
不切正方形一枚折、16等分蛇腹から。
インサイドアウトって何と聞かれたら答えるよりもこれを見せたほうがすぐに納得してくれそうな作品。
この前つぶやいたが、これを折ったからには連装砲ちゃんを折らなくてはならない。
折らねば。
この作品の土台になったのが、「しましま」の二―ハイソックスをいかに折るのかという探究。
これを作るためには
・しましまである面があること
・ニーソなんだから、あんまり厚くてはいけない
・一枚当たりの縞の数が減れば楽に作れるが、ニーソの縞の数の場合、あまりにたくさんの紙を複合するとかえって面倒なので、できるだけ少ない枚数の紙で、多くの縞を、薄く(紙を効率よく使って)作りたい。
と、単にニーソを作りたいだと変態っぽいが、実は折り紙作品としてかなり難易度が高いのだ。

複合だから簡単、なのか

大体の場合、同じモデルを一枚と複合で折り比べたら、複合の方が簡単であろう。(完成度云々の議論はあるが)
ただ、一枚折で折られる可能性が小さいときは、その範疇に限って、「枚数が少なく仕上がる方が楽だし、場合によってはクオリティーも高くなることがある」と思われる。
具体例は、ロボットなんかが適当だと思う。
ロボットの一枚当たりの折る範囲(パーツ)が小さいほど、クオリティーが高くできるだろう。例えばねじ一本から一枚折で折るとか。
しかし、そうすると自然と小さい紙で折らねばならなくなる。小さい紙で折りたくない(折れない)となれば、大きい紙が必要になるが、限度がある。完成作品だって、大きければいいもんじゃない。展示できなければ意味がない。
また、パーツの複合は、糊などを使う場合、うまくつけられなかったり、接合がみっともなく見えることがある。大きい面に小さいパーツを張り付けることがその例であろう。ずれやすいし、糊が見えるとみっともない。
今言ったことを繰り返せば、「複合折り紙は紙を少なくした方が良い」ということになってしまうが、というより、
・モデルはそもそも複雑。一枚で折ろうとは思わない
・複合するにしても、あまり小さい紙で折りたくない
・かと言って一枚の紙を複雑に折りたくない
・要は、枚数についてはバランス
・糊がなくても接合できるようになりたい
を満たす方向を目指すのが理想である。
その点では一枚折にはない難しさは存在する。また、創作のヒントは複合作品だけでなく、一枚折、ユニット折紙などにたっぷりとある(作品数的な意味で)。
複合折り紙が、純粋に、折紙、とりわけ非シンプル系もしくは創作、に対する敷居が下がるものになればいいと思う。

armored ore(アーマード俺)

実際に自分が着られる・装着できる折り紙関連の考察などを。
humanorigamiに着せる被服は特に断りがなければこっちに載っています。

衣服の基礎の作成に向けてその2

試作品の話。
偶然なのか、服の基礎は人物素体の基礎と全く同じなものがしっくりきた。
おお、紙よ。

衣服の基礎の作成に向けて

人物素体(というか人の形)を折れたとして、問題はそれに着せる服である。
顔の造形もそうだが、服の造形は
・素体のプロポーションを保てるくらいに薄い
・かつ、origearのモットーを守る
と(自縄自縛だが)条件は厳しい。
だが複合を使えば何とかできるだろう。
現状ではノースリーブの服の基礎に袖を通す構造を考えている。
腋に重度が乗ってしまうのを防ぐためである。
プロフィール

モニョニョofORUXE

Author:モニョニョofORUXE
とある折り紙サークルに所属しているものです。
専ら創作折紙を作っています。
ジャンルは特にこだわっていませんがメカニックを作ることが多いです。
ゆっくりしていってね

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